ご挨拶

 
私たちは、平成24年7月3日、東日本大震災の被災地において「新しい農業への挑戦」というテーマを掲げ、農業生産法人「みちさき」を立ち上げました。

太陽光利用型野菜生産工場の運営を主体に、被災地域中心に「雇用の創出」、「包括的な農業=コミュニケーションアグリ」を進め、社会人経験や農業経験の少ない社員の「人材育成」を図るとともに、ある側面では農業の「工業化」を目指し、生産・労働の効率化を日々追究してきました。

そうした努力が実を結び、5年を経た今、「挑戦」の第一ステージはようやく経営が軌道に乗ることで達成され、次なるステージへと進化を遂げる最中であります。

この大きな節目を迎える事ができたのは、これまで当社を支え育てて下さった、皆様の温かいご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。

現在弊社では、2020年開催の東京オリンピックをきっかけに話題となっている、「GAP」の国際基準認定取得に向けて取り組んでおります。

農作物の安全性とその信頼性を高め、皆様が安心して食べていただける野菜を栽培し続けられるよう精進する所存でございます。

安定した出荷量・安定した品質・安定した価格その価値を創造し、時代の変化に即時対応できる強い組織体となり、地域の皆様と共存共栄をしながら全社一丸となって励んでまいります。

【新しい価値を創造し、次世代へとつなぐ農業のみちさきを示す】

私たちは震災復興のシンボルとして未来永劫輝き続けます。

今後とも「みちさき」の挑戦に、ご指導ご鞭撻をいただけますようお願い申し上げます。

2018年1月1日

株式会社 みちさき 代表取締役 菊地 守